色の魔人 ビョウガは会いに来た。
魔界が創世された頃に生まれた魔人に歴史を語ってもらうために。
その名は死の魔人 デスダであった。
同じ頃に生まれた者もいるが、その中で快諾してくれたのが彼だけだからだ。
そして会って歴史を語ろうとしたとき…
「その魔界創世の頃を思い出そうとしたけど、思い出せんかった。つまり忘れちゃった」
ふざけてやがる
これはとある一人の魔人を追い求め、そして自らの愚かさを思い知る物語
デスダ 死の魔人
本作の主人公だが、そういう気がしないのは肩書のせい。
死の魔人だから命を奪うのではなく、十分に生きた後、死んでくれると嬉しいなーチラッチラッな感じ。
(主に老衰による死)
誤解もあるが、魔界ではこういうマイナス野郎が好まれる事が多いためデスダさんは親しまれている。
ビョウガ 色の魔人
本作での語り部的存在。
自分は冷静でありたいと思ってしまったただの若気の至りくん。
でも、「魔人達さ」の中では一番イメージが良い方。
特技は無色の自分の彩る色の魔力と抽象画。裸婦画は経験済み。
ムリカ 煙の魔人
自分はブスで、周囲もそう思っているんだろうなと勝手に決めつけているネガティブめな性格をしている。親御さんがガチ泣きするぞ!
趣味は親が経営する銭湯のお掃除。でも親は大人の世界に入るより、同世代と遊んでほしいと思っているとのこと。爺専。
パプル 泡の魔人
ムリカの友達だが、こう見えてムリカより年下。
至って普通の子供だが、たまに黒くなる。明るい性格してるとその分闇が濃くなっちゃうんだよね…(パプル談)
最近のマイブームはムリカと遊ぶ事と、クラスの男子を振る事。イケメンと結婚したい。
ついに魔人達シリーズは第3部を迎えた!これまでシリーズを追いかけてくれた方はおわかりかと思いますが、いつものです。
忘れてあげるべきもの、という色が強く、煙に巻かれるかのように見失い、そして泡沫のごとく消える。
そんな感じの作品かなと思います。これは12作目なのですが、6の倍数の作品は何かが起きるといっても過言ではありません。奥ちゃまのせいで管理人自身そう感じてしまいます。
次は番外編とそのあとに最終作「魔人達よ」を作ります。誰も期待してないからこそ気楽に制作出来るかなーって思います。
毎回キャラを一新し、多くなって訳が分からないってなってるのは作者も一緒だったり。
本当は前作の子を出したいという葛藤はしていたのですが、「このシナリオに踏み込むと前作っ子の命が危ない」という事で守るように各シリーズの区切りに登場を終わらせています。
前作の魔人達にの主人公セイラはずっとずっと出したいって気持ちが抑えれないほどでした。でも、本人は最後の最後で戦いとかもうしたくない。自分の道で頑張っていく。で終わらせたので無理に巻き込む事はないと判断して登場を終わらせました。他のキャラも同じ。
こう思うのは私だけだと思いますが「キャラを入れ替える理由は飽きたから」という事ではないです。本当はお別れしたくないのが一番強い
シリーズの空白期間が長かったから文章も長くなりましたまる
今回のテーマは「理解」