コンセプトというより、考察です。
考察してほしい作品なのであまり語らなかったのですが、年数経っているので自分なりの説を立ててみました。
作者でも謎な部分多すぎるし改めてやるとかなり怖かったです。今では考えれないね…。
どの説を立てても絶対に一つ以上は矛盾点が生まれてしまいます。ご了承ください。
まず覚えてほしいのが
・奥ちゃんの将来の夢は主婦
・奥ちゃんは死んでしまった
・奥ちゃんは死ぬ間際に夢を見て死んだ
所から始まっています。終わりの始まりだけどね…。
その1 奥ちゃん、誘拐された挙句死んだ説 あの方=誘拐犯
矛盾点は愛する人について
部屋から出られないのは閉じ込められていた。
扉の向こうの「誰か」は誘拐犯だったと推測します。「誰か」は奥ちゃんではなく仲間と会話していたと思われる。内容は出ても意味がないとかだった。「人もいないし、夜ですよ?」は人気の無い所に連れていかれたからだと思われます。
嫌いな料理を作ったのは誘拐犯が奥ちゃんの好き嫌い等知らず無理やり食わしていたと思われます。
カレー(誘拐犯が嫌い)、肉じゃが(奥ちゃんが嫌い)、野菜炒め(あっけない=最後の晩餐にしては味気ない料理)
になると思います。
「うつ伏せで寝てよだれを垂らしてしまう」は死んだ時の姿になります。よだれは脱力によって垂らしたものか、もしくは血だった説。だとすると死因は飢餓か殺人になります。
愛する人は誘拐犯は多少無理があると思うんですが…。最期に見た夢なので記憶がごっちゃになったんでしょう…。そこからへんは転換しておいてください。
その2 奥ちゃん、病弱説
矛盾点はないですが、根拠としてはありがちで弱い。
これが一番自然だと思います。無念極まりなく亡くなったのですから…。想いの強さで見た夢になります。
夢の中でも生きれた事に彼女は喜びましたが、次第に狂っていきあの行動を取るようになりました。
左目と左手が失ったのは左半身不随か何かの示唆なのかもしれません。体は健康だったとしても精神が病んでしまっていた可能性があります。
短いけれど、これが管理人の頭の中にあった当初の裏設定です。
その3 奥ちゃん、実際に主婦だった説
矛盾点としては死んだ理由と叶っていて見る必要のない将来の夢
これは前提無視になります。
大人でも子供の頃の夢を見るからというのが根拠です。奥ちゃんは本当はもっと歳いっていた。
夫婦生活に後悔か不満があったのか子供の頃に戻りたかったのでしょうか…。
何故死んだのかは不明になりますが、その夢を見ている時点であまり幸せではなかったのだと思います。
夢だと分かっていてもその夢のストーリーに従ってしまい、何故あそこでああしなかったんだろうと、起きてから夢の内容を振り返る時があります。なので奥ちゃまは夢だと頭でわかってはいながらも内容に沿って動いていました。
夢の内容の中にはさっき起きた出来事をもう一度動くというループが起きる事があります。大体は2回ぐらいですが…。夢の話になりましたが、死んだ理由はやっぱり分からないままです。もしかしたら事故でも起きたのでしょうか?